古代から現代に至る多様な日本の文学・ことばを鑑賞しながら、それらに盛り込まれている豊かな意味を解明します。そして、私たちの国の伝統文化や精神を体系的に学習することを通して、社会や物事の本質を捉え、人間のありようを多角的に探ります。加えて、創造的に思考し、自らのことばで主体的に発信し、広く社会に貢献できる人材を育成します。
日本文学科ニュース
日本文学科の特色
ことばと文学
日本のことばは日本文化の根幹を形作ってきました。書き記されたことばの仕組みを学び、文学作品を読み解くことにより、当時の人々の考えを知り、人間のありようを多角的な視点から考え、日本文化を探ります。
伝統を学び、社会に発信する
現代の日本語表現も、明治以降の文学者たちが、日本語の伝統、西洋文化、東洋の精神を調和させてつくりあげました。
このように日本の文学作品は、文化を蓄積する知の貯蔵庫として現代の私たちを支えています。これらの日本文学と日本語の伝統を生かして、新しい社会に自らの考えを発信する力を身につけます。
実感を重んじる
単に教室で作品を読むだけでは、実感を得ることは難しいものです。日本文学科は、作品の世界をより具体的に理解することを重視しています。そのため、作品の舞台となった現場に実際に赴いて、描かれた世界を体感し、深く味わいながら読み込む力を培います。