第48回ユネスコ世界遺産会議が、2026年7月19日~29日に韓国の釜山で開催されました。毎年開催されるこの会議では、世界遺産保全状況の審査、世界遺産リストの登録、危機遺産リストの更新等がなされます。世界遺産会議では、サイドイベントとして、各国の諸機関・組織により文化遺産・複合遺産・自然遺産をめぐる諸活動の報告等もなされます。大平教授は、日本の文化遺産国際協力コンソーシアム(Japan Consortium for International Cooperation in Cultural Heritage、略称JCIC-Heritage)の活動事例として、「2016エクアドル地震」による文化財被害の支援プロジェクトに関して報告しました。


【大平教授のコメント】
7月25日のサイドイベントでは、JCIC-Heritageの活動例として、「2016エクアドル地震」による文化財被害の支援プロジェクトのほか、中東バーレーンならびに周辺国における考古遺跡登録・人材育成プロジェクト(安部雅史先生[東京文化財研究所])、タンザニア・ザンジバルの近代建築復興プロジェクト(岡崎瑠美先生[芝浦工業大学])の3つが報告されました。また、JCIC-Heritageの概略説明のほか、諸外国の方々をお招きして日本の文化遺産支援に関するパネルディスカッションもなされました。会場のBEXCO(Busan Exhibition & Convention Center、MR105)には、大勢の方々においでいただきました。翌7月26日には、奈良県の「飛鳥・藤原の宮都」が世界遺産リストに正式に認定される場に居合わせることができました。地元の方々、そして関連組織や団体・自治体・省庁の方々等の長年のご努力が実を結び、会場が喜びに溢れました。


