文学部広報メディア学科の学生有志5名が、8月18日に東京都港区の日本ユニセフハウスで開催された「第3回One Minute Videoコンテスト」の学生事務局を務めました。「One Minute Video」は1分間の映像を通じて自己表現力を養い、国籍をこえて意見や夢を分かち合いながら、思い思いのメッセージを世界に発信するものです。また、 制作を通じて「表現力」や「情報を発信する力」を身につけることを目的にしています。今回は「地球市民になろう~見つめよう、自分のこと、地球のこと~」 をテーマに、小学生から一般まで幅広い層から過去最多の429作品が寄せられました。
学生事務局は東海大学、駿河台大学、日本大学の有志11名からなり、小山綾子さん(3年次生)が事務局長を務めました。メンバーたちは、作品が集まり始め た6月ごろから本格的に準備を開始。小山さんは、「コンテスト当日の進行や、審査中にお客さんと行うイベントを考えるのがメインでした。定期的に集まって 会議をしたり、時にはインターネット上のテレビ電話を使って打ち合わせをしたり。同じ大学の学生だけで準備をするわけではないので、そういった面での難し さもありました」と振り返ります。
当日は、審査を通過した30作品から受賞作を決めるコンテストを実施するとともに、学生事務局が企画した来場者に審査してもらうイベントも開催。『主演 賞』『タイトルにインパクトがあるで賞』『キャラクター賞』など6つの賞を用意し、来場者には入場時に配布したそれぞれの作品の色紙を掲げることで投票し てもらいました。受賞者にはステージに上がって工夫や苦労した点などについて話してもらい、折り紙で作った首飾りをプレゼントしました。小山さんは、「審 査員の先生方が、『年々作品のレベルが上がっている』『30作品を泣く泣く選んだ』と話していたように、今年も素晴らしい作品が集まりました。小学校の社 会科の授業で作った作品や、中学校の美術部や芸術系の高校の生徒の作品など、バラエティーに富んでいて、私たち事務局もとても楽しませてもらいました。昨 年、コンテストに出品した生徒が大学生になって今年は事務局の運営に携わっています。今後もこうしたつながりが続いていくといいなと思います」と話しまし た。