スマートフォン用サイト「イマキク」を使った授業を展開しています

文学部広報メディア学科の小泉眞人教授が、スマートフォン用のサイト「イマキク」を取り入れた授業を展開しています。イマキクはネットサービス会社「天問堂」(東京都中央区)が開発した、授業や研修で講師役(教員)と受講者(学生)が双方向にやり取りするためのサイトです。教員は事前に質問文や選択肢を登録しておき、学生はスマホでサイトを開いてパスワードを入力すると、その質問に答えたり、コメントを書いたり、フェイスブックの「いいね!」のように別の学生の意見に共感を示したりすることができます。現在は無料で使うことができ、月間利用者は約1万名~2万名。全国の30以上の国私立大学で利用されており、英語版はイギリスの大学などでも授業に使われています。

小泉教授は昨年度の秋セメスターから講義にイマキクを取り入れ、今年度は「広報広告論」と「雑誌メディア論」で活用しています。広報広告論では、いくつかの企業コマーシャルを流し、それぞれの内容が「自分事」「仲間事」「社会事」「その他」のどれに当たるのかを学生たちが選択、スクリーンに映し出されたグラフがその場で変動します。小泉教授は、「一方的に授業を進めるのではなく、学生たちの意見がその場で反映される、ライブ感のある参加型の授業ができるようになりました。100名以上が受講する授業で手を挙げて発言することは難しいですが、これだと参加しやすい。授業の最後にはサイト上で、興味を持てる内容だったか、理解できたかといったアンケートと、コメントを書いてもらうこともできるので、より学生の意見を反映した授業ができていると思います」と語っています。

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