文学部広報メディア学科のメディアプロジェクト「地域魅惑」に所属する学生が、ウェブサイト「政治の村Students~つながる地域と私の未来~」を立ち上げました

文学部広報メディア学科のメディアプロジェクト「地域魅惑」に所属する中島健汰さん(2年次生)と木津悠穂さん(1年次生)が、6月15日にウェブサイト「政治の村Student’s~つながる地域と私の未来~」を立ち上げ、若者向けの政治情報を発信しています。18歳選挙権施行を受けて、大学生にも地方政治に関心を持ってもらうことが目的です。神奈川県内と東京都多摩地域で配布される情報紙「タウンニュース」と連携し、学生目線で地方政治への意見を掲載しています。

サイト設営に向けて5月上旬には、本学や神奈川工科大学、相模女子大学の学生を対象に「地元政治」についてのアンケートを実施。177名から回答を分析した木津さんは、「“地元が好き”と話す学生が多かったが、その場所の政治に興味があると答えた学生はわずかでした。地元への愛着をどのように政治への関心に変えるかが今後の課題」と話します。

7月10日の参議院議員通常選挙後には、本学の学生3名との座談会も実施し、若者の政治への考え方をまとめました。指導に当たる河井孝仁教授は、「アンケートや座談会を通じて、学生が政治に対してどのように考えているのかが見えてきたように思います。現在のサイトでは、学生の声や意見を発信しているだけですが、今後は市議会議員をはじめ政治家の方々とも連携し、若い世代との接点になるようなサイトにしてほしい」と期待を寄せています。学生たちはサイト運営について、「同世代でも読みやすいように、文章は友人に手紙を書くようなつもりで書いています。大学生の多くが、政治に不透明な部分を感じており、興味があっても近づきづらい印象を持っているように思います。このサイトで、少しでも政治への不信感を解消する手伝いができればうれしい」と語りました。

なお、アンケートの結果や座談会の様子は、「政治の村Student’s〜つながる地域と私の未来〜(http://seijinomura.townnews.co.jp/students/)」で閲覧できます

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