知のコスモス講演会「能・謡曲と源氏物語 第二回『野宮』『葵上』」を開催します

文学部日本文学科では3月19日(日)に湘南キャンパスで、第335回知のコスモス講演会「能・謡曲と源氏物語 第二回 『野宮』『葵上』」を開催します。『源氏物語』も能・謡曲も多くの人に愛され、今もなおその輝きを増す日本古典文学の華です。しかし、二つの愛好者は必ずしも重なりません。本講座では、好評を博した昨年度に続いて、日本文化・国際文化として世界にも知られている能・謡曲と『源氏物語』とをリンクさせ、学術的な観点から、一般の方にもわかりやすく、平安物語文学を専門とする下鳥朝代准教授と、日本語史・表現史の観点から能・狂言に関する著作、また最近『源氏物語』の現代語訳3巻を公刊し作家活動(ペンネーム千 草子)も行っている小林千草元教授がそれぞれの専門を生かし、お話しするものです。第一部では、『源氏物語』本文から丁寧に六条御息所の物語に語られる実像に迫り、第二部では、間狂言(アイキョウゲン・能の中で狂言方が受け持つ部分)を鍵に能(謡曲)の「野宮」「葵上」のドラマ構成を解き明かします。

第335回 東海大学文学部 知のコスモス講演会
公開講座「能・謡曲と源氏物語 第二回 『野宮』『葵上』 」

【日時】
3月19日(日) 13:30~16:30 ※開場13:00

【プログラム】
第一部 「『源氏物語』の六条御息所――文学的見地から」 下鳥朝代准教授
第二部 「能・謡曲の『野宮』『葵上』とその間(アイ・間狂言)――間狂言から探るドラマの展開力」 小林千草元教授(作家)

【会場】
湘南キャンパス14号館103教室
(神奈川県平塚市北金目4-1-1)

【交通】
小田急線(新宿より快速急行約60分、小田原より約25分)「東海大学前」駅下車徒歩約15分、または『秦野駅行き』『下大槻団地行き』バス(約5分)で「東海大学北門」下車すぐ。またはJR東海道線「平塚」駅下車『東海大学行き』または『秦野駅行き』バス(約30分)で「東海大学正門前」下車徒歩約5分
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(お車でのご来場はご遠慮ください)

【主催】
東海大学文学部日本文学科

【参加費】
無料

【事前申し込み】
不要
※受付で記帳をお願いいたします。

【定員】
200名

【問い合わせ】
東海大学文学部日本文学科
FAX:0463-50-2356