「第7回ドイツ語スピーチコンテスト」で学生が審査員特別賞を受賞しました

文学部ヨーロッパ文明学科3年次生の東島李花さんが、昨年12月15日に上智大学四谷キャンパスで開催された「第7回ドイツ語スピーチコンテスト」で審査委員特別賞を受賞しました。同大外国語学部ドイツ語学科の公認サークル「Deutscher Ring」が主催するコンテストで、今回はさまざまな大学からドイツ語を学ぶ学生15名が出場しました。

東島さんは、日本とドイツの共通点をテーマに発表。「日本の『すみません』という言葉を英語に翻訳すると、シーンによって『Execuse me』『I’m sorry』など使い分けられますが、ドイツ語の『Entschuldigung』は日本と同じように多様なニュアンスを含んだ言葉でよく用いられます。ほかにも、共通点を見つけた言語や文化についていくつか発表しました」と振り返ります。受賞については、「まさか賞をいただけるとは思わなかったので、うれしい反面とても驚きました。3月からは、ドイツ学術交流会の春期短期語学研修奨学金で留学する予定なので、今回の経験を糧に、現地でより多くのことを学びたい」と語っています。また、指導にあたった国際教育センターのウォルブリング・エファ講師は、「東島さんのスピーチからは、ドイツ語で話すことが楽しくて仕方ない様子がうかがえました。言葉は文化の一つなので、留学先では文法や単語の勉強だけでなく、ドイツの文化や生活についても学んできてほしい」と期待を寄せました。

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