相武地域史研究会第4回シンポジウム(東海大学日本史専攻「地域の歴史を掘り起こす」第30回)を開催いたします。

日本史専攻では、相武地域史研究会第4回シンポジウム(東海大学日本史専攻「地域の歴史を掘り起こす」第30回)を開催いたします。

シンポジウム 「軍隊・戦争と地域社会―津久井・横浜・小田原―」

 終戦から77年がたち、戦争あるいは軍隊という住民生活に甚大な影響をあたえた歴史事象の内実を、地域の視点から掘り起こし、継承することは、戦争経験者が社会的に少なくなるなかで、困難な課題となっています。本シンポジウムでは、軍事郵便や日記といった個々人の資料と、町村役場の兵事書類という行政文書を照らし合わせることにより、戦争と地域社会・地域住民との関わりを構造的に明らかにすることを課題としています。

■日時 2022年10月22日(土) 13:30~17:00
    新型コロナウィルス感染症の感染防止対策のため、学外の方の参加は事前予約制、リモート(ZOOM)での配信となります。視聴希望の方は10月19日(水)までに下記リンクからお申し込みください。
     https://forms.gle/WjywSjKCnukudadM6

■報告者
山本和重(東海大学文学部)
「町村役場の動員業務―津久井郡青野原村役場の兵事書類から―」
羽田博昭(横浜市史資料室)
「兵士の経験と意識―軍事郵便や日記から―」
井上弘(小田原地方史研究会)
「アジア・太平洋戦争期の民衆の戦争協力―「小長谷三郎日記」から―」
■コメンテーター
荒川章二(国立歴史民俗博物館)
■パネル・ディスカッション
パネリスト:山本和重、羽田博昭、井上弘、荒川章二
司会:吉田律人(横浜都市発展記念館)

■主催 東海大学文学部歴史学科日本史専攻
■共催:公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団
■後援:平塚市博物館、箱根町教育委員会

問い合わせ先
〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1
       東海大学文学部歴史学科日本史専攻 山本和重
電話 0463-58-1211(代表)内線3064 
ダイヤルイン番号 0463-63-4083