ハワイ大学マノア校工学部と覚書を締結しました

海洋学部ではアメリカのハワイ州立ハワイ大学マノア校工学部と8月24日に、学術および研究分野における覚書を締結しました。両学部は2012年に静岡県とハワイ州が締結したクリーンエネルギー導入推進に向けた覚書に基づいて、2013年度から教員間の学術交流を開始。波力発電や木質バイオマスの利活用を研究している田中博通教授(環境社会学科)を中心に、相互に訪問してセミナーを開くなど交流を深めてきました。覚書は、クリーンエネルギーや海洋研究の分野で、学術情報の交換や共同研究、研究者および学生の交換留学などでの交流をさらに促進することが目的です。

24日にハワイコンベンションセンターで行われた調印式には、両学部やハワイ州、静岡県の担当者が参加。ハワイ大工学部のピーター・E・クラウチ学部長と本学部の千賀康弘学部長が調印しました。クラウチ学部長は、「研究や人的交流を通して相乗効果が出ることを期待しています」とあいさつ。千賀学部長は、「クリーンエネルギーの分野はもちろん、東海大学が取り組んでいる水中考古学やサンゴの保全に関する研究をハワイ大工学部の技術と融合させて進めるなど、互いの強みである異分野の連携も図っていきたい。また、教員はもちろん学生同士の交流も積極的に展開できれば」と語っています。

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