海洋フロンティア教育センターの合志講師がウインドサーフィンの国際大会「スコーシュ杯MIYAKOクラシック」で優勝しました

海洋フロンティア教育センターの合志明倫講師が6月25、26日に、沖縄県・宮古島で行われたウインドサーフィン大会「スコーシュ杯MIYAKOクラシック」の上級者クラスで優勝しました。この大会は、世界屈指の透明度を誇る青い海と同競技に適した7m前後の風が吹く宮古島に全国のウインドサーファーを誘致するとともに、同島の子どもたちに競技を普及させようと、今年初めて開催されたものです。初級(約400m)、中級(約600m)、上級(約1km)の3クラスに出場する約60選手が一斉にスタートし、各級によって定められたブイを回り、ゴールを目指します。2日間で4レースが実施され、順位による合計ポイントで合志講師の優勝が決まりました。

付属仰星高校在学中にウインドサーフィンに出会った合志講師は、本学部に進学後、マリンスポーツに打ち込む公認サークル「Blue sylph」(現・Ulalena)に加入し、本格的な練習を始めました。「毎日練習し、日々変化する海のコンディションと向き合いながら技術を磨いていた」と振り返ります。学生時代からプロ選手も出場する日本ウインドサーフィン協会が主催の大会で数多く入賞。卒業後もプロウインドサーファーとして活躍しながら、2004年には本学に技術指導員として着任しました。学生にマリンスポーツの魅力を伝えながら練習を続け、06年には北京五輪の日本代表候補にも名を連ねるなど国内トップクラスの選手として現在も活躍しています。

昨年度から海洋フロンティア教育センターの講師に就任し、「”海から学べるコミュニケーション”をテーマに、授業を通して学生とマリンスポーツの大会を開催しています。学生が社会に出てからも生きる力を大会運営やマリンスポーツを通じて学んでほしい」と話しています。「今大会の優勝は、本学の教職員の皆さん、学生たちの理解や協力があったからこその成果。本当に感謝しています。今回の競技を見てくれていたイタリアのウインドサーフィンチーム『Point-7』とも契約することができました。海外での大会への参戦も増えていきますが、結果を残すとともに、さまざまな経験を生かしてマリンスポーツの持つ力を研究していきたい」と笑顔で語っています。

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