「プランクトン観察会」を開催しました

8月8日に清水キャンパスで静岡市・東海大学連携事業「プランクトン観察会」を開催しました。静岡市や市民の方々との連携をよりいっそう深めながら、参加者に環境問題への意識を育んでもらおうと毎年実施しているものです。

当日は、市内の小中学生とその保護者約40名が参加。まず、海洋学部水産学科の松浦弘行准教授のゼミナールに所属する学生たちとともに、静岡市清水区の巴川河口にある鉄道岸壁でプランクトンを採集し、続いて清水区内の下水処理施設「静清浄化センター」も見学しました。その後、清水キャンパスへと移動し、8号館の生物実験室で採集してきたプランクトンを顕微鏡で観察したほか、松浦准教授や同学科の秋山信彦教授、清水教養教育センターの石井洋准教授によるプランクトンの海での役割などの講義も行いました。参加した小中学生からは、「目に見えない世界を先生や大学生が優しく教えてくれて勉強になった」「小さな生物がプランクトンだと思っていたが、1mをこえる大きなエチゼンクラゲもプランクトンと知り、驚いた」「小さな原生生物が我々の汚した水をきれいにしてくれていると知れてよかった」といった感想が聞かれました。

石井准教授は、「小中学生の皆さんが、集中して楽しそうに学んでくれたので、とてもよい雰囲気で観察会を実施できた。食物連鎖の基部にいる小さなプランクトンたちが我々の生活に役立っていることを知ってもらえてよかった」と話していました。

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