海洋フロンティア教育センターの合志明倫講師が「Fly!ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀大会」の出場権を獲得しました

海洋フロンティア教育センターの合志明倫講師が、5月11日から16日まで神奈川県横須賀市の津久井浜海岸で開催される「Fly!ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀大会」の出場権を獲得しました。同大会は毎年ヨーロッパを中心に約10カ国を転戦するワールドツアーで、トッププロが世界一を争うことからウインドサーフィンの世界最高峰とされています。日本での開催は、1993年の静岡県御前崎大会以来24年ぶりです。

開催国となる日本からは、昨年度の日本ウインドサーフィン協会が定める国内年間ランキングで10位以内の選手が出場権を獲得しました。合志講師は1月20日、21日に沖縄県・小浜島で開催された「JWA JAPAN TOUR 2016-17 SLALOM 第4戦 TOYOTA JAPAN CUP 2017」の「MENS PRO CLASS」で3位に入るなど好成績を残し、年間ランキングも3位で自身12回目(国内初)のワールドカップ出場を決めました。

付属仰星高校在校時にウインドサーフィンと出会った合志講師は、本学部に進学後、マリンスポーツに打ち込む公認サークル「Blue sylph」(現・Ulalena)に加入し、本格的に競技に取り組み始めました。学生時代からプロ選手も出場する日本ウインドサーフィン協会主催の大会で数多く入賞。卒業後もプロウインドサーファーとして活躍しながら、2004年には本学に技術指導員として着任しました。学生にマリンスポーツの魅力を伝えながら練習を続け、06年には北京五輪の日本代表候補にも名を連ねるなど国内トップクラスの選手として現在も活躍しています。

合志講師は、「日ごろからともに練習している学生や競技に打ち込める環境を整えてくださる教職員の皆さんの支えがあり出場権を獲得できました。24年前の御前崎大会は現地で観戦しており、”いつか自分も母国で開催されるこの舞台に立ちたい”と夢見ていました。しかし、開催費用などの面からなかなか日本で開かれることはなく、あきらめかけていたときに巡ってきたチャンスでした。母国開催には特別な想いや言葉にできない喜びがあります」と笑顔を見せ、「当日はおよそ100名のトップライダーが集まります。日本人選手が勝ち抜くことは難しいとされていますが、トーナメント方式で行われるレースを1試合でも多く勝ち進みたい。応援よろしくお願いします」と話しています。

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