静岡市との連携事業で「プランクトン観察会」を開催しました

海洋学部では8月6日に静岡市・静清浄化センターと清水キャンパスで、静岡市・東海大学連携事業「プランクトン観察会」を開催しました。市民の方々との連携をよりいっそう深めながら、環境問題への意識も育んでもらおうと毎年実施しているものです。

当日は、市内の小中学生と保護者約43名が参加。海洋学部水産学科の秋山信彦教授(海洋学部長)と松浦弘行准教授、清水教養教育センターの石井洋准教授と学生たちが講師を務め、静岡市清水区の巴川河口にある鉄道岸壁でプランクトンを採集し、その後清水区内の下水処理施設「静清浄化センター」を見学しました。昼食後は清水キャンパスで、教員によるプランクトンの海での役割に関する講義も実施。普段、大学の授業で使用している2種類の顕微鏡を使った小さな生き物の観察では、エビやカニの幼生、仔魚の形が成長した姿と異なることに子どもたちが驚く様子も見られました。

秋山教授は、「毎年実施しているイベントですが、近年は小学生でもプランクトンとはどういったものか理解し、写真を見て何の生物か答えられる子が増えているように感じます。海の生き物に興味を持ち、自分で調べて勉強しているようでとてもうれしく思います」と語りました。

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