体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科の学生が4月19、20日に、湘南キャンパスの総合体育館で開催された「2025年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦」第1、2試合を女子ハンドボール部のホームゲームとして運営しました。同学科では、学生たちに試合運営を通してスポーツの魅力を伝え、裏方として試合を盛り上げながら将来につながる経験を培ってもらおうと、男子バスケットボール部が出場する「関東大学リーグ戦」や、女子ハンドボール部のリーグ戦をホームゲームとして運営しています。今回は、有志学生約20名が参加しました。

学生たちは、瘧師椋奈さん(体育学部3年次生)と前島桃佳さん(同)を中心に当日の約2週間前から準備を開始。女子ハンドボール部の練習風景を撮影し、ハーフタイム中に流すチームの紹介動画を制作しました。また、例年活用していた電光掲示板に表示する得点のスライドのデザインを変更し、白色の背景に黒い文字を表示することで遠くからでも見えやすくするなど工夫しました。試合中にはゴール時に選手を紹介するアナウンスで会場を盛り上げました。ファンや学生、教職員らの大応援を背に、女子ハンドボール部は19日の日本女子体育大学を34―20、20日の法政大学を44―18で制し、リーグ戦開幕2連勝を飾りました。上遠野空主将(体育学部4年次生)は、「開幕戦だったので少し緊張していましたが、皆さんの声援が力になりました。目標とするリーグ優勝に向け、いいスタートが切れました」と話していました。
MCを担当した瘧師さんは、「目の前で起きていることを、どのように伝えたら会場を盛り上げられるかを考えながら取り組みました」とコメント。前島さんは、「1年時からハンドボールの試合運営に携わっていたので、これまでの経験を生かして準備してきました。ハンドボールでは選手オーダーが試合直前に届くので、試合前に電光掲示板に流すチームや審判の紹介スライドやアナウンス原稿を編集し、臨機応変に対応できました」と話していました。


