体育学部と健康科学部の学生が野外レクリエーションで地域住民と交流しました

体育学部と健康科学部の学生が11月13日に厚木市の神奈川県立七沢森林公園で、地域住民との野外レクリエーションを行いました。学生と高齢者に世代をこえて相互理解を深めてもらおうと、東海大学の地域連携活動「To-Collaboプログラム※」の大学推進プロジェクト 「ライフステージ・プロデュース計画 スポーツ健康事業」の一環として実施したものです。当日は、大学教員が地域住民を対象に20年来開講している「東海大学AS研究会」(高齢期の生活とこころのケアを考える会)に所属している60代から70代の会員と、体育学部生涯スポーツ学科と健康科学部社会福祉学科の学生、教員ら13名が参加し、ハイキングやバーベキューなどを行いました。

参加者は自己紹介を兼ねたゲームでリラックスした後、体育学部の学生をリーダーに、さまざまなレクリエーションで交流。ランチでは和気あいあいとバーベキューを楽しみながら、勉学や日常生活、出身地の文化などについて語り合いました。また、午後には公園内をハイキングして、いっそう親睦を深めました。学生たちは、「普段、接する機会の少ない人生の先輩たちとの語り合いは、大変有意義だと感じました」「高齢者の方と互いに知恵を出し合ってレクリエーションに取り組み、いつもとは違った喜びや達成感が得られました」などと話していました。

指導にあたった社会福祉学科の谷口幸一教授は、「祖父母世代と孫世代いう異なった年齢同士の交流でしたが、AS研究会の皆さんが親しく包み込むように学生たちに接してくださったので、すぐに和やかな雰囲気になりました。祖父母と同居した経験のある学生が少なくなっている今、高齢者と触れ合う機会は貴重です。今後もこのようなイベントを続けていきたい」と話しています。

※「To-Collabo(Tokai university Community linking laboratory=トコラボ)プログラム
文部科学省の平成25年度「地(知)の拠点整備事業」に採択されたプロジェクト。全国にキャンパスを有する本学ならではの「全国連動型地域連携活動」を柱に、地域特有の問題や共通課題を各校舎の各部、学生、研究者が共有し協力して解決策を見いだす取り組みです。

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