第1回千葉県保健体育教師の会を開催しました

体育学部が後押して発足し、今年度で10回の開催を数える「神奈川県保健体育教師の会」が、今年度、千葉県においても組織が発足し、2月5日にホテルポートプラザちばで、「第1回千葉県保健体育教師の会」が開催されました。横芝町立横芝中学校長の古川和義先生を会長として、本学部を卒業し、千葉県内で教鞭を執る小・中・高・特別支援学校の教員約300名から組織されるこの会は、相互の交流を深めながら、日ごろの教育活動を充実させようと、今回で規約が承認され、正式に船出をしました。

当日は、現役教員、教育委員会指導主事、本学部教員の他、神奈川県保健体育教師の会代表の松本哲先生、教職を目指す学生らも含めて約90名が参加。大学からは今村修学部長があいさつし、「現在は神奈川県、千葉県に保健体育教師の会があり、東京都でも設立の準備が進められています。この活動が全国へと普及し、本学独自のネットワークが形成される中で、教育活動の発展に寄与していきたい」と語りました。続いて、高野進教授が「目の前にある無限の可能性」と題し、部活動指導などに参考になる指導方法や理念について講演しました。親睦会の中では大越正大准教授が大学の近況を報告しました。また、今年度教員採用試験に合格し、4月より千葉県の教員として勤務する学生の紹介と激励もありました。

参加者からは、「同窓生と交流する中で、久しぶりに母校を訪ねたいと感じた」「県内で数多く顔を合わせていた先生が、同じ東海大学出身で驚いた。多くの教員と意見交換ができる貴重な機会なので、これからも参加したい」といった感想が聞かれました。開催にあたり、千葉県教師の会設立準備会の窓口となった大越准教授は、「今後も活動を充実させ、卒業生の教育力、指導力の向上を図っていくとともに、後進の育成にもつなげていけるよう最大限バックアップをしていきたい」と話していました。