学生の有志グループが小学生を対象にした科学実験教室を開催しました

理学部の学生有志グループ「Supporting Science Experiment」(SSE)が5月8日に、江戸川区子ども未来館で近隣に住む小学生を対象にした科学実験教室を開催しました。SSEは、さまざまな科学イベントや各地の文化祭などに参加し、実験を披露しながら子どもたちに理科の魅力を伝える教育支援サークルです。2年前から年に一度、江戸川区子ども未来館からの招待を受けて同館の連続講座「子どもアカデミー・わたしの音ってどんな音~つくる・奏でる・科学する~」で特別授業を担当しています。

学生たちは参加した小学生約20名を前に、音源と観測者の距離が変化することで、音の高さも変わる「ドップラー効果」について説明。防犯ブザーを頭上で回転させ、ブザーの位置によって音が変化する実験したり、透明な円筒の中に入った小さな粒を入れ、粒子の動きによって音波を可視化するクント管を製作したりして、音の仕組みを紹介しました。SSEのリーダーを務める西山宏輔さん(3年次生)は、「子どもたちの視点に立って、分かりやすく、楽しんでもらうおうと日ごろから活動しています。今回の講座の内容は高校で学ぶものですが、意欲的な小学生ばかりだったので、楽しんでもらえたと思います。これからも多くのイベントに参加して、理科に興味を持ってくれる子どもを増やしたい」と話していました。

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