静岡キャンパス女子硬式野球部が、5月14日から19日まで高知県・安芸市営球場とINOUE・東部スポーツパークで開催された第11回全日本大学女子硬式野球選手権高知大会に初出場。決勝トーナメント進出を果たし、ベスト12となりました。




大会に先駆け、5月10日には静岡県・グランシップの「bakery&cafe GALLEY」で選手権出場と新入部員お披露目の記者会見を開きました。初めに川﨑一平副学長(静岡キャンパス担当)が、「昨年度創部し、今年新たに8名の新入生を迎えて本格的なスタートを切りました。これからも皆さんのご支援をいただいて羽ばたいていきたい」と語り、弓桁義雄監督(付属静岡翔洋高等学校中等部教諭)は、「1年目は公式戦への出場はかないませんでしたが、その分じっくり練習してきました。力を合わせて全国で戦い、良い成績を残したい」とコメント。鈴木はな主将(人文学部2年次生)は、「予選リーグを突破し、決勝トーナメントに進めるよう頑張ります」と意気込みを語りました。


北海道から山口県まで、昨年から3チーム増の18チームが出場した同大会は、3チームごとのリーグ戦を行い、勝敗によるポイントなどで上位12チームが決勝トーナメントに進みます。本キャンパスは予選リーグで、前回大会準優勝の日本大学国際関係学部に4―6で敗れましたが、びわこ成蹊スポーツ大学には4-2で勝利。全体の10位で予選を突破しました。決勝トーナメント1回戦では札幌国際大学と対戦。2回に4点を先制されたものの直後の3回に4番・千葉穂乃果選手(人文学部1年次生)のタイムリーツーベースなどで1点差に迫ります。最後は8―13で敗れましたが、最後まで諦めずに戦い抜きました。弓桁監督は、「勝つことがチーム力を上げる一つの要素であり、選手権1勝は大きな価値があります。一方で、負けたことで選手たちは“もっとやらなければ”という気持ちになっているでしょう。まだまだ課題はありますが、個々のポテンシャルは高く、粘り強さもありますから、いいチームになると感じています」と期待を寄せました。鈴木主将は、「上級生がいるチームに対しても自分たちのプレーが通用するという手応えを感じました。チームとして始まったばかりなので、今大会で見つかった課題を克服し、夏の全国大会でさらに上位を目指したい」と語りました。





