チームトライアスロンBOMBERSが東日本学生選手権で好成績を収めました

湘南キャンパスで活動する公認一般サークル「チームトライアスロンBOMBERS」が、6月29日に栃木県・戸田調整池などで開催された東日本学生選手権那須塩原大会兼関東・東北・北海道学生選手権那須塩原大会に出場。スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmの合計51.5kmで行われる今大会は、9月に香川県で開かれる日本学生選手権観音寺大会(インカレ)の予選となっています。BOMBERSからは男女合わせて28選手が出場し、インカレの出場権を11選手が獲得。各校の上位3選手の合計タイムで総合優勝を競う団体戦では、男子が準優勝、女子が3位に入賞しました。

BOMBERSは日ごろ、学内のプールや陸上競技場などで週に3回ほど練習しています。今大会に向けては、約200名が一斉に泳ぎ出す最初の種目・スイムで、集団に巻き込まれた状況を想定したプール練習のほか、湘南キャンパスから愛川町・宮ヶ瀬ダムまで往復約50kmをバイクで漕ぐなど基礎体力の強化に励んできました。

男子は、同月8日に行われた関東ブロックトライアスロン選手権大会で準優勝した長谷川大翔選手(経営学部3年次生)が活躍。スイムを終えた時点では16位でしたが、得意のバイクとランで順位を上げ、総合2位でゴールしました。さらに、宮下陽翔選手(情報通信学部4年次生)が7位、武田空我選手(体育学部4年次生)が13位で続き、合計6時間0分40で団体準優勝となりました。一方の女子は、橘田菜々美選手(同2年次生)がランラップ1位の走りで総合14位、織田桃香選手(同1年次生)が初出場ながら16位に、國分小夏選手(同2年次生)が25位でレースを終えて、合計7時間19分19で団体3位に入りました。

部長としてチームを率いる長谷川選手は、「一つ目の種目であるスイムは、スタートから40分以内に1.5kmを泳がないとレースを打ち切られてしまうので、まずは全員が泳ぎ切ることを目標の一つにしていました。28人全員が時間内に泳ぎ切っただけでなく、ランとバイクも含む計約52kmを完走してくれて、チームの士気が高まるのを感じました」と話し、「団体戦では優勝にあと一歩届かず悔しかったので、インカレに向けてさらに練習に励み優勝を狙います」と意気込みました。今大会2度目の出場で初の本戦を決めた橘田選手と國分選手は、「昨年度大会では思うような結果を残せず、1年間インカレの出場権獲得を目標に練習してきたのでうれしい。インカレでも完走したい」と笑顔を見せました。