東海大学静岡県学園校友会が9月27日にJR清水駅東口(みなと口)公園で、地域交流イベント「TOKAIフェスタ」を開催しました。今年で4回目を迎える本イベントは、 静岡地区にある学園の教育機関の関係者が集い、親睦を深めるとともに、学園の発展に寄与することを目的としています。2019年度までは「園遊会」として実施されてきましたが、20、21年度は新型コロナウイルス感染症の影響で中止。22年度から新たな名称でリニューアルし、地域とともに発展する学園交流の場として続けられています。

晴天に恵まれた当日は、各教育機関の教職員や生徒、学生、保護者など多くの来場者でにぎわいました。開会式では、静岡県学園校友会の藤浪宏行代表幹事や静岡市の難波喬司市長、本学の川﨑一平副学長(静岡キャンパス担当)らが登壇し、開催の喜びや今後への期待を語りました。会場では、海洋学部の教職員と学生が水中ドローンの操縦体験や水圧実験、ロープワークなどを楽しめるブース等を出展。ToCoチャレの「海中美化プロジェクト」メンバーは、三保半島周辺での清掃活動の様子や成果を紹介しました。
また、付属静岡翔洋高校が実施した「翔洋フェスタ」では、写真部や書道部、IT部、美術部の生徒が制作した作品を展示し、保護者や地域住民が多数訪れました。ステージイベントでは、同校放送部の生徒たちが進行を務め、静岡キャンパスの吹奏楽部やジャズ研究会、チア&ダンス部が迫力あるパフォーマンスを披露しました。



静岡翔洋高放送部の石川詩和さん(2年)は「普段は朗読コンクールに向けて落ち着いた話し方を練習していますが、今回は明るく楽しく進行できるよう工夫しました。多くの方に楽しんでいただけてうれしいです」と笑顔を見せました。海中美化プロジェクトの永井拓海さん(海洋学部3年次生)は「今年度は清掃活動に加えて、取り組みを広く発信することを目標にしています。イベントへの参加を通じて、地域の皆さんに活動を知ってもらえてよかった」と話しました。イベントの実行委員長を務めた三浦暢子さん(東海大学静岡県後援会顧問)は、「今年は新たに翔洋高の文化部にも作品を展示してもらい、プログラムの充実を図りました。地域の飲食店や静岡県清水警察署にも協力をいただき、年齢をこえて多くの方に楽しんでいただけるイベントになったと思います」と振り返りました。





