黒豚を使用した特別ランチメニューを提供します

農学部では、10月20日(月)に学生たちが愛情を込めて育てた黒豚9頭を出荷し、11月1日(土)に「ゆめタウン光の森店」の食品売場精肉コーナーで、精肉販売会を実施いたします。

それに先立ち、阿蘇くまもと臨空シャンパスの食堂では10月28日(火)~30日(木)に黒豚を使用した特別ランチメニューを提供いたします。
提供するメニューは当日までのお楽しみ!

今回学食で提供される黒豚は、2025年4月に阿蘇くまもと臨空キャンパスの畜舎で産まれ、2年次生の動物管理実習の中で健康管理はもちろん、アニマルウェルフェアにも配慮しながら丁寧に育ててきたものです。
飼料には、本学や周辺地域で収穫されたサツマイモのくず芋を米ぬかと合わせて乳酸発酵させた「サツマイモサイレージ」と、福岡県のクラフト酒蔵「LIBROM(リブロム)」の酒造工程から生まれる副産物「酒粕」を飼料として使用しました。肉質への影響が大きい肥育期には、飼料全体のうちサツマイモサイレージを30%、酒粕を20%配合し栄養バランスを工夫しました。
サツマイモサイレージには、サツマイモ由来の食物繊維やポリフェノール、米ぬかに含まれるビタミンB群やリンなどのミネラルが豊富に含まれているほか、乳酸発酵による腸内環境の改善効果も期待できます。一方、酒粕は高タンパク質でアミノ酸やミネラル、食物繊維を多く含み、豚の健全な成長と良質な肉質形成に寄与します。
なお、サツマイモサイレージは学生が実習の一環として調合・発酵させたもので、学生たちは自分たちの手で作った飼料を実際に豚へ給餌し飼料調整から飼養管理までの一環管理を学んできました。

数量限定の販売となりますので、完売次第終了となります。
この機会にぜひ、阿蘇くまもと臨空キャンパスの学食をご利用ください。

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九州カレッジオフィス 入試広報担当
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