東海大学沖縄地域研究センターでは10月28日に、ウェブセミナー「学生が沖縄地域研究センターの未来を語る」を開催しました。本センターは、日本の領海・領土の西南端に位置した八重山郡竹富町の西表島に位置しています。多くの学生や教員が本センターを拠点に取り組む研究は、沖縄地域の自然科学や社会科学を基軸とした学術的かつ学際的研究で、幅広い世代の専門分野の研究者らから高い評価を受けています。

今回のウェブセミナーでは、今年度本センターで研究活動やフィールドワークを展開した海洋学部や人文学部の学生と大学院生がその成果を発表※。西表島特有の気候や自然環境をひも解き、地球環境の未来についてそれぞれの考えをスライドで紹介しました。さらに、登壇者と教職員を交えたディスカッションも行われ、本センターを活用するメリットや課題を共有し合いました。
※当日の発表プログラムは下記の通り
「網取湾でのサンゴ研究」
鈴木凪さん(海洋学部4年次生)、髙橋靖吾さん(同)
【指導教員:中村雅子教授(海洋学部)】
「珊瑚礁(浅海域)におけるドローンを用いた海底地形調査の試み」
森光史さん(海洋学部4年次生)
【指導教員:馬塲久紀准教授(海洋学部)】
「河川流量を測れ!」
望月礼恩さん(人文学部4年次生)、山本侑李さん(同)、 杉浦知弥さん(同2年次生)
【指導教員:斉藤雅樹教授(人文学部)】
「西表島の考古遺跡および現生動物の観察」
山田望海さん(大学院海洋学研究科2年次生)
【指導教員:丸山真史教授(人文学部)】


