静岡キャンパスでは毎年、災害発生時の被害を軽減するための体制づくりを目的に避難訓練を実施し、学生・教職員一人ひとりが防災意識を高め、緊急時に適切な行動が取れるよう取り組んでいます。
今年は10月15日(水)に「大規模火災発生時を想定した避難訓練」を実施し、学生433名、教職員他85名の計518名が参加しました。訓練は12時10分に開始され、キャンパス内2か所からの出火を想定し、緊急放送に従って学生や教職員が各教室から1号館前および体育館前に避難しました。 また、今年は追加訓練として、日本平消防署の協力のもと「スモークハウス体験」を実施しました。煙が充満した空間を模擬体験することで、視界の悪さや呼吸のしづらさを実感し、火災時の避難行動の重要性を学ぶ貴重な機会となりました。



さらに、15時30分からは教職員を対象に「防災訓練と防災対策について」をテーマにFD・SD研修会を開催しました。防災備蓄品の確認を通じて災害時の対応への理解を深めるとともに、参加者からは活発な質問や意見が寄せられ、充実した学びの時間となりました。

こうした避難訓練・研修会の他、学生・教職員には静岡県が作成し、HPに公開されている「ふじのくに防災ガイドブック」を事前に紹介して防災意識の向上に図っています。