大学院生が代表理事を務める「ざまパト」が座間市と防犯活動に関する協定を締結しました

大学院文学研究科コミュニケーション学専攻博士後期課程の守屋朋龍さんが代表理事を務める一般社団法人「ざまパト」がこのほど、座間市と「防犯活動に関する協定」を締結。5月28日に座間市役所で締結式が行われ、佐藤弥斗市長と守屋さんが協定書に署名しました。守屋さんは大学院で「民主主義を駆動する『地域協働性』の身体的基盤解明とその実装」をテーマにした研究に取り組んでおり、地域で人々が支え合い、協力し合う仕組みづくりを探究しています。また、科学技術振興機構(JST)の博士課程学生向け支援事業「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」の採択を受けた本学の「東海大学のスケールメリットと総合力を活かした基礎支援と特色ある人財育成プログラム(Tokai-SPRING SACRA=Supporting Aspirational Career development and Research Activities)」にも選ばれています。

守屋さんは、研究の成果を生かして地元の安全・安心を守ろうと2024年10月にざまパト設立。地域協働の実践として、世代や立場をこえて地域住民が協力し合う関係づくりを目指し、登下校時の見守りや夜間巡回、イベント開催時の防犯活動などを展開しています。青色回転灯等装備車によるパトロールも実施しており、災害時を想定して悪路走破性と高い機動力を備えた四輪駆動車を活用していることも特徴です。

今回締結した協定は平時の防犯活動に加え、災害時には市からの要請に基づいて避難所やその周辺地域で巡回や見守り活動を行うことが目的です。締結式で佐藤市長は、「日ごろよりざまパトの皆さまには、市内のパトロールやイベントの警備、災害時を想定した準備など、市民の皆さまのために多彩な活動をしていただいている」と感謝を述べ、「若い世代の皆さんに、どのように地域活動に参加してもらえるかは市の課題。今回の協定がモデルケースになるよう、これからも連携を深め、市の安心・安全を一緒に守っていきましょう」と期待を寄せました。

締結式後、守屋さんは、「近年は闇バイトなど私たちと同世代が関与する犯罪も増えています。一方で、社会と断絶するのではなく、包摂するという観点から学術と融合させ、世代をこえた地域のつながりを日々模索しています」と説明。「学術的であるだけでなく、実地を伴わなければ意味がないという考えから、これまで地域の先輩方が築いてきた伝統やレガシーに敬意を払いながら活動しています。今後も座間市や座間警察署、市民の皆さまとの共創関係を築いていきたい」と話しました。