「使用済コーヒー豆」で豊かな海を創造し循環型社会を目指す研究を開始します!
東海大学人文学部および海洋学部では、株式会社ドリームプラザや関連企業と連携してカフェで発生する使用済コーヒー豆から水質浄化剤などを開発し、循環型社会を目指す研究を開始します。
2023年11月10日オープンの「エスパルス ドリームプラザ パークサイド(静岡市清水区)」の3F「umitomo park」に4つの展示水槽を常設し、本学学生が中心となって水質浄化実験を行います。同館のショップをはじめ、カフェでは毎日10㎏以上の使用済コーヒー豆が発生するとされ、その活用が課題となっています。コーヒー豆を炭化した水質浄化材の試作品を水槽内に設置し、浄化性能や安全性を検証します。あわせて他の用途も模索し、全世界で日々大量に発生する使用済コーヒー豆のアップサイクルにより、循環型社会創生に貢献することを目指します。
幅広い世代が楽しめる空間「umitomo park」では子ども目線の高さに水槽が設置されており、魚や生き物を観察しながら「海とともに生きる」、「海の豊かさを守る」ことの大切さを体感できる交流スペースです。地域の皆様とともに、研究プロジェクトを進めてまいります。