③共生するいきもの

違う生き物が関係しあって、共に暮らすことを「共生」といいます。エビはウツボのおかげで食事にありつけ、ウツボはエビのおかげで口を清潔にできます。



【スカンクシュリンプ】
アカシマシラヒゲエビともいい、インド、西太平洋に広く分布し、日本では相模湾以南に分布している。浅いサンゴ礁や岩礁に生息している。魚の体表を掃除するクリーナーシュリンプとして知られており、細長く白い足を使って魚に合図を送っていると知られる。



【クモウツボ】
千葉県以南。インド・太平洋に分布する。ウツボの中でも小型の種類で、最大でも1mほどにしかならない。雲のような模様をしていることから「クモ」ウツボと付いた。


【サビウツボ】
三重県以南の太平洋、インド洋に生息する。珊瑚礁の浅瀬に住んでおり、薄い茶色の体色は、岩と同化して、敵から身を守ったり、獲物にバレないようにするためだと言われている。