KMUTTの学生を対象にしたインターンシッププログラムを実施しました

工学部では6月3日から7月31日まで、タイのモンクット王トンブリ工科大学(KMUTT)の学生を対象にしたインターンシッププログラムを実施しました。本学の充実した教育・研究施設を活用し、KMUTTの学生がエンジニアや研究者に欠かせない実践的なスキルや高度な専門知識を身につける機会として毎年実施しているもので、今回は3名の学生を受け入れました。

学生たちは、工学部精密工学科の吉田一也教授、槌谷和義教授、窪田紘明講師らの研究室に配属され、日本人学生たちのサポートを受けながら、機械工学や制御工学実習を経験しました。7月30日には、研修の成果をまとめたファイナルプレゼンテーションと修了式を実施。修了式では約2カ月間にわたってともに研究に取り組んだ各研究室の日本人学生らが見守る中、大山龍一郎工学部長から修了証が手渡されました。参加した学生は、「最初はとても不安でしたが、日本人の学生たちが私たちのことをとても歓迎してくれてうれしかった。とても親切で、充実した環境で研究に取り組むことができました。この2カ月はタイに戻ってからも忘れることはないと思います」「日本のテクノロジーや研究環境は世界トップクラスなので、とても勉強になりました。まだまだ日本で研究を続けたい気持ちもありますが、今回学んだことを母国の発展につなげられるよう、これからも努力していきます」と話していました。

大山学部長は、「両国の学生にとって実りある2カ月になったと思います。学生たちに日ごろとは違う刺激を与えることは、研究意欲の向上や新たな発想を育む大切な機会となります。さまざまな教育環境を提供することは私たちの使命だと考えています」と語りました。

KMUTTサマトレ1_525.jpg

KMUTTサマトレ2_525.jpg

KMUTTサマトレ3_525.jpg