第8回「サイエンス・インカレ」で学生が奨励表彰を受賞しました

工学部機械工学科4年次生の菊池日向さんが、3月2、3日に開催された第8回「サイエンス・インカレ」(主催=文部科学省)で、工学系口頭発表部門の最優秀賞にあたる奨励表彰を受賞しました。この催しは、理系学部の学生が自主研究の成果を発表する場を設けることで、能力や研究意欲を高めるとともに、課題設定能力や探求力、プレゼンテーション力を備えた創造性豊かな科学技術人材の育成につなげることを目的に毎年開かれています。大会には事前の書類審査を合格した学生が出場でき、本学からは例年多数の学生が参加。今年度は工学部と海洋学部から6件(工学部機械工学科5件、海洋学部1件)が本大会に進み、菊池さんのほか、大会の協賛企業から贈られるSIC(サイエンス・インカレ コンソーシアム)賞に、大家雄太さん(工学部機械工学科4年次生、エア・リキード賞)と若木祐太さん(同、CKD賞)が選ばれました。

菊池さんは、工学部機械工学科が学生の自主研究をサポートすることを目的に開講している「創造プロジェクト」をきっかけに、卒業研究で取り組んだ成果をまとめた「謎多き表面テクスチャを利用した新型フォイル軸受の開発」のテーマで出場。同学科から出場した他の学生たちも、卒業研究の成果をもとに大会への出場を果たしました。応募前には、研究室の先輩や教員のアドバイスを受けて、論文形式の応募書類を作成。出場決定後には、プレゼンテーションの方法を何度も練習して臨みました。

菊池さんは、「昨年度もポスター部門に出場しましたが受賞はかないませんでした。そのリベンジを目指した大会で素晴らしい賞をいただけたことをうれしく思います。高い評価を受けたことで、やる気さえあれば多くのことは成し遂げられると自信がつきました。また大会では、自分がそのテーマを楽しんでこそ研究の魅力が伝えられることを学びました。ただ私自身は全部門の最優秀賞である文部科学大臣賞をとれなかったので、来年は後輩が受賞できるようサポートしたい」と語っています。また、大家さんは、「大人数の前での発表は緊張しましたが、企業や異分野の方にも聞いてもらえたことを誇らしく思います。もともと人前での発表が苦手だったのですが、今回の大会を通して挑戦することの大切さを学べました」とコメント。また、本大会出場を果たした小谷晋平さん(同)は、「大会には想像以上にバラエティに富んだテーマの発表があり、一口に工学系といっても幅広い分野があることを実感しました。準備中は苦しい時もありましたが、発表後に大きな達成感を得ることができ、最後までやり遂げることの大切さを学びました」と話していました。

【工学部機械工学科からの参加学生テーマ】
※学年はいずれも4年次生
菊池日向さん(サイエンス・インカレ奨励表彰 口頭発表部門/工学系)
「謎多き表面テクスチャを利用した新型フォイル軸受の開発」

大家雄太さん(エア・リキード賞 口頭発表門/工学系)
「小さな工夫が大きな一歩!-ドライガスシールにおける内周リング溝の気体漏れ抑制効果-」

若木祐太さん(CKD賞 ポスター発表部門/工学系)
「ダイカストにおけるX線CTを用いた内部欠陥評価および可視化実験」

小谷晋平さん(口頭発表部門/工学系)
「ベアリングドクターが挑むジャーナル油膜軸受のレントゲン診断~カルテ1 浮動ブッシュ軸受~」

伊藤大智さん(ポスター発表部門/工学系)
「軟質材料とテクスチャリング~カテーテルへの実用を目指して~」

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