ライフセービングクラブの山尾選手が「SUP&パドルボード世界選手権大会」に出場しました

2020年02月03日

昨年11月23日から12月1日まで、エルサルバドルで行われた「SUP&パドルボード世界選手権大会」(主催:国際サーフィン連盟=ISA)に、ライフセービングクラブの山尾良寛選手(工学部生命化学科3年次生)が日本代表として出場。パドルボードのディスタンス(18kmコース)とテクニカル(5kmコース)で、いずれも5位に入賞を果たしたほか、男女2名ずつの計4名で構成されるリレーでは、第1泳者を務めた山尾選手が流れをつくり、4位に入りました。

大学に進学してからライフセービングを始めた山尾選手は、本学湘南キャンパスと湯河原のライフセービングクラブに所属しています。夏場は主に湯河原の浜で監視活動を行いつつ、早朝と夕方にトレーニングに励んでおり、「週2、3回はレスキューの練習、この日はボードなど、基本的な練習メニューは決まっています。自分のやりたい練習ができる日にはパドルボードやサーフスキーを取り組むことが多く、オフシーズンは週4回、大学のプールで泳いだり、ラントレーニングをしたりしています」と語ります。昨年4月には神奈川県葉山町で行われた「グライドトライアル」に初出場。パドルボード部門で2位に食い込み、世界選手権日本代表の座をつかみました。9月にあった全日本学生選手権大会(インカレ)でも、ライフセービングクラブ男子が1997年以来の総合優勝。ボードリレーとビーチリレーに出場した山尾選手も22年ぶりの快挙に大きく貢献しました。

世界選手権が行われたエルサルバドルは常夏で海の水温が高く、外洋に接しているために波が高い上、海底はリーフ(岩場)になっており「少しでも慣れようと、到着してすぐに海で練習したのは大きかったです」と山尾選手。「ディスタンスは、優勝候補のアメリカ人選手についていく作戦でしたが、周りの選手が予想以上にスタートから速く、序盤で出遅れてしまいました。テクニカルは連日のレースで疲労もある中、波もあって難しい展開になりました。1周目で7位でしたが、『このまま終わりたくない』と残る力を振り絞って、最後の3周目で5位まで上げることができました。どちらの種目も3位や4位も狙えたと思うので、少し悔しさが残ります」と、個人種目を振り返りました。

この春で4年次生になる山尾選手は、ライフセービングクラブの一員としてインカレ連覇を目指しながら就職活動にも取り組むため、パドルボードは「今回の世界選手権で最後。思い出づくりのつもりでした」と話します。しかし、「いざ終わってみると、悔しさが出てきて、また出場したいという思いが芽生えてきました。あのような大きな大会に出ると、上には上がいることを肌で感じます。また、それを体感できるようこれからも努力を続けていきます」と話しています。

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