芸術学科デザイン学課程の学生がデザインした「ひらつか障がい者福祉ショップ『ありがとう』」のロゴマーク完成披露式が開催されました

教養学部芸術学科デザイン学課程の関野亜紗美さん(3年次生)がデザインした「ひらつか障がい者福祉ショップ『ありがとう』」のロゴマーク完成披露式が、3月15日に平塚市役所で開催されました。本学科では、昨年4月にひらつか障がい者福祉ショップ運営協議会から依頼を受け、平塚市・東海大学交流提携30周年記念事業「ありがとうプロジェクト」として取り組みを開始。池村明生教授のゼミナールに所属する学生16名がロゴマーク案を考案し、関係者約1000名の投票を経て関野さんのデザイン案が採用されました。

市役所内にある同ショップは、障がい者の就労支援と社会参加を図るとともに、市庁舎利用者への福祉の啓発を目的に2014年にオープンしました。市内の福祉団体が手づくりしたパンや焼き菓子、雑貨などが販売されています。学生たちは10月に現地を見学したほか、運営協議会からロゴマークに込めたい思いなどについても聞き取り調査を実施してきました。11月には湘南キャンパスで関係者に向けたプレゼンテーションを開き、それぞれのマークについてデザインの意図を説明。1月に投票が行われました。

完成披露式には、同市の落合克宏長や運営協議会の高橋眞木会長ら多くの関係者が出席。落合市長は、「このショップは市役所の名物にもなっています。今回デザインしていただいたマークを大事にして、さらに『ありがとう』が発展していくきっかけになってほしい」とあいさつし、高橋会長は、「私たちのシンボルができました。池村先生や関野さんをはじめ16名の学生の方々には心から感謝しています。素晴らしいマークのもと、今まで以上に市民の皆さんに親しみを持ってもらえるお店にしていきたい」と話しました。

採用されたマークについて関野さんは、「心から感謝の気持ちを伝えるという意味を込めて、ハートをモチーフにしました。ショップのシンボルカラーである赤、青、緑、空色に、皆さんから感じた温かさを表現しようとオレンジも加えてデザインしました」と話し、「多くの方が喜んでくれている姿を見て、本当にうれしかった。このお店がさらに多くの方に知ってもらえる力になれば」と笑顔を見せていました。

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