「令和元年度東海大学健康クラブ・市民健康スポーツ大学」の開講式を行いました

6月15日に伊勢原キャンパスで、「令和元年度東海大学健康クラブ・市民健康スポーツ大学」の開講式を行いました。この講座は、東海大学と伊勢原市との提携事業として、市民の健康づくりや体力の向上を目指して2009年度から実施しているものです。医学部や健康科学部、体育学部、健康学部の教員らで構成する「東海大学健康クラブ」のメンバーが講師を務め、栄養学や生活習慣病、認知症予防、社会保障制度などの講義や体力づくりための運動を実施する18日間の必修講座のほか、ヨガや筋力トレーニングなど、自由に選択できるスポーツ教室を開講しています。同市の広報を通じて募集した結果、50代から80代までの約130名が入会。開講式には約50名が出席しました。

はじめに、本クラブ会長を務める沓澤智子健康科学部長が、「皆さんに健康で楽しく暮らしていただくためのお手伝いをするのが本クラブの目的です。1年間、ともに学び合いましょう」とあいさつしました。続いて、来賓として臨席した伊勢原市の髙山松太郎市長が登壇。健康クラブの教員らへの謝辞を述べるとともに、「ぜひ多くの講座を受講し、ここで得た経験や知識を家族や周囲の人に広めてください」と受講者を激励しました。最後に、本クラブ副会長で健康学部健康マネジメント学科の池内眞弓准教授が、健康クラブ設立の趣旨や経緯について説明しました。

開講式後に実施した今年度第1回の講座では、本学大学院体育学研究科修了生の岡本尚己氏(株式会社ハイクラス・健康運動指導士)が、「健康づくりに必要な運動とは? ~健康クラブを始める前に知りたいこと~」をテーマに講演。「さまざまな運動を組み合わせたバランスのよいトレーニングができるのが本講座の特徴」と語り、積極的な参加を呼びかけました。続いて、体育学研究科体育学専攻2年次生で健康運動指導士の資格を持つ宇野真里子さんの指導のもと、受講者がグループに分かれて自己紹介を兼ねたゲームに挑戦。終了後は会場を移して懇親会を行い、受講者同士や教員らとの親睦を深めました。

「今年度が通算6年目になる」という受講者は、「スポーツ大学に参加したことで運動習慣が身に付き、ウオーキングを続けています。自由に選べる講座ができたので参加しやすくなりました。筋力トレーニングなど不足しがちな運動を中心に、仲間と楽しみながら受講したい」と意欲を見せていました。

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