ソーシャルメディアが就職活動と無関係ではないことを知ってください

就職活動への影響を意識してください

多くの企業が、内定を出す前に内定候補者のソーシャルメディアアカウントを検索し、書き込みやアップロードされたファイルの内容を確認しています。皆さんがソーシャルメディア上で行動する際には、「自分が志望する企業の採用担当者がこれを読んだ時、見た時にどのように感じるだろうか」ということを常に意識する必要があります。また、実名登録を必須としていないソーシャルメディアにおいて、個人を特定できないハンドルネーム等を使用して行動している場合でも、注意が必要です。その記述内容から、企業側で個人を特定することが可能な場合があるからです。特に、内々定、内定をもらった企業の企業名を記述することは控えてください。最悪の場合、内定取り消し等の措置が取られる可能性があります。

違法行為、モラルに反する行為について書き込まないでください

飲酒運転等の違法行為は、それ自体が許されるものではありませんが、自らの違法行為をソーシャルメディア上で公開することは絶対に行ってはいけません。これまでにも大学生がソーシャルメディア上で飲酒運転等を告白し、大きな問題になったケースが多数ありました。また、違法とは言えないまでも、反社会的もしくは、モラルに反する行為、他人への思いやりに欠ける恥ずべき行為をしたことは、ソーシャルメディア上に書き込むべきではありません。たとえ実名を隠して利用しているソーシャルメディアであっても、そうした行為をした個人は容易に特定されますので、あなたの将来に悪影響を及ぼすことになります。

ソーシャルメディアは自分の未来にも影響を与えることを意識してください

多くのソーシャルメディアは、金銭的なコストを掛けずに、思い立ったらすぐに活用できるため、軽い気持ちで不適切な書き込みやファイルのアップロードを行いがちです。仮に他人に迷惑を掛けない行為であったとしても、就職活動や社会人になった際に時間差で悪影響を及ぼす可能性が十分にあります。したがって、他人だけでなく、未来の自分を大事にするためにも、ソーシャルメディア上での行動には十分注意しましょう。