
篠原 聰
シノハラ サトシ
- 准教授
- 学位:修士(文学)
基本情報
所属
- 文明研究所
- ティーチングクオリフィケーションセンター
ジャンル
- 地域活性化
- 地域交流
- アート
- デザイン
- 哲学・思想
研究と関連するSDGs
研究内容
文化芸術を基盤とした平和で平等な社会の実現を目指して
博物館は、館の種類も収蔵品も多種多様なため、多様な民族や文化を理解し、お互いを認め合う共生社会の実現に寄与する可能性を秘めている。本研究室では、年齢や性別、国籍、障害の有無を問わず誰もが楽しめる博物館(ユニバーサル・ミュージアム)の実現を目指し、「触覚」による博物館活動の実践的研究を進めている。また、浮世絵出身の鏑木清方が描いた美人画や社会風俗画の研究、地域連携による屋外彫刻の保存とメンテナンス活動も行っている。

詳細情報
研究分野
- 人文・社会 芸術実践論
- 人文・社会 文化財科学
- 人文・社会 博物館学
- 人文・社会 美術史
委員歴
- 小田原市郷土文化館協議会 委員
- 屋外彫刻調査保存研究会 運営委員
- 秦野市文化振興基金活用懇話会 委員
論文
鏑木清方、生活を描く
名作の彩り 移ろいの美 : 鏑木清方筆「美人画三部作」
文芸的な、あまりに文芸的な美人画—特集 鏑木清方 : 語りはじめる美人画 ; 文芸的な、あまりに文芸的な美人画
清方と文学 : 可憐にして勇敢なあのヒロインたちのまなざし—特集 鏑木清方 : 語りはじめる美人画 ; 文芸的な、あまりに文芸的な美人画
鏑木清方の社会画—鏑木清方 : 市井に生きたまなざし ; 清方 名作50選
松前記念館の博物館実習 : 博物館との連携による博物館実習プログラムの構築
鏑木清方筆《色の港》
「美人画」と「浮世絵」のはざまで 鏑木清方の「新浮世絵講義」をめぐって
「浮世絵末流」の水脈
「浮世絵画派」の躍進—鏑木清方の新浮世絵と 大正期の文展(日本画)・南画・版画
日本近代における浮世絵受容に関する研究 : 系譜的研究を中心に (「美術に関する調査研究の助成」研究報告) -- (2019年度助成)
鏑木清方筆《刺青の女》をめぐって : 烏合会と郷土会を繋ぐもの
「触常者」の美学仮説:ユニバーサル・ミュージアムの理論のために
鏑木清方と珊々会をめぐる人々
鏑木清方と幕末明治の彫師・摺師
博学連携によるインターンシップの取り組み : 東海大学×彫刻の森美術館 キュレーターの"たまご"プロジェクトの実践
博物館プロジェクト : 松前記念館の新たな試み
硯友社とその挿絵を描いた人々
ポスト・ミュージアムの展示空間のあり方をめぐって : テンプルミュージアム(大乗寺)の事例に探る
鏑木清方と《曲亭馬琴》 : 第一回文部省美術展覧会の落選画に関する一考察
書籍等出版物
- ひとが優しい博物館 : ユニバーサル・ミュージアムの新展開
- 近代日本彫刻集成 第三巻 昭和前期編
- 近代日本彫刻集成 第二巻 明治後期・大正編
- 近代日本彫刻集成 第一巻 幕末・明治編
講演・口頭発表等
- 浮世絵末流の近代 芳年、年方から清方へ
- 彫刻をさわる鑑賞の可能性 屋外彫刻作品の活用とともに
- セッション Ⅰ:「彫刻を超克する―制作と鑑賞の新たな地平」
- 「浮世絵画派」の躍進 鏑木清方の新浮世絵と大正期の文展(日本画)・南画・版画
- 藤沢における彫刻保存活動について 彫刻を触る☆体験ツアー:アウトリーチとしての彫刻メンテナンス
- 秦野市における野外彫刻メンテナンス
- “触覚”を活用した新たな博物館活動の実践
- 近代美人画の諸相 鏑木清方と新版画の画家
- 「触常者」の美学仮説 ユニバーサル・ミュージアムの理論のために
- 鏑木清方と郷土会の画家たち
担当経験のある科目
- 博物館展示論
- 博物館情報メディア論
- 博物館教育論
- 博物館資料保存論
- 博物館展示論
- 博物館実習2
- 博物館実習1
- 博物館資料論
- 博物館概論
- 東洋美術史特殊研究ⅡB
- 東洋美術史特殊研究ⅡA
- 東洋美術史研究ⅡB
- 東洋美術史研究ⅡA
- 博物館実習(美術史)
- 日本美術史C
- 博物館経営論
所属学会
- 美術史学会
- 全日本博物館学会
- 国際浮世絵学会
- 明治美術学会
- 美学会
Works(作品等)
「手の世界制作」展
持続可能な彫刻 アートが拓くユニバーサルな可能性
岐路に立つ彫刻 湘南ひらつか野外彫刻展のゆくえ
思想史と人類学の対話 ユニバーサル・ミュージアムが「近代」を問い直す
「世界のたね」展
彫刻と生きる 人類とブロンズの歴史、そして、、、
彫刻とエロス 目と手で育むユニバーサル・ミュージアムの未来
共同研究・競争的資金等の研究課題
ともいきアートサポート事業(常設展示・創作×地域展示)
美人画に関する基礎的研究
日本近代における浮世絵受容に関する研究 系譜的研究を中心に
To-Collaboプログラム大学推進プロジェクト「文化・芸術事業」
浮世絵・挿絵系出身の日本画研究団体に関する総合的調査研究
近代日本彫刻史についての総合的調査・研究
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取材・研究に関するお問い合わせ先
取材に関するお問い合わせ
学長室(広報担当)
Tel. 0463-63-4670(直通)