工学研究科の堤さんが国際会議で優秀論文講演賞(若手)を受賞しました

大学院工学研究科機械工学専攻2年次生の堤大樹さんがこのほど、国際会議「TUBEHYDRO 2026」で優秀論文講演賞(若手)を受賞しました。5月15日から18日まで中国・上海で行われた同会議で発表した内容が評価されたもの。7月28日に湘南キャンパスで開催された日本塑性加工学会の「令和8年度チューブフォーミング分科会総会および第170回チューブフォーミング分科会研究例会」で表彰式が行われ、チューブフォーミング分科会主査の寺前俊哉氏から賞状が手渡されました。

堤さんは窪田紘明准教授(工学部機械工学科)の研究室に所属しており、チューブ(鉄の管)を金型に入れて水圧で膨らませる「ハイドロフォーミング」に着目し、チューブと金型の間に強制的に潤滑剤を注入することで摩擦を軽減させる加工技術について研究を進めています。国際会議では「チューブハイドロフォーミングにおける多方向強制潤滑技術の開発」をテーマに発表しました。これまで1方向から入れていた潤滑剤を4方向から入れることで、同じ金型を使いながら板厚の異なる複雑な部品を製造できる技術開発について解説し、潤滑剤を4方向から入れることで四角く加工でき、実際の自動車部品などの形状により近づくといった成果を紹介しました。「初めての国際会議だったので緊張しましたが、窪田准教授の『発音を丁寧に、ゆっくり話せば伝わる』というアドバイスを生かして発表しました。中国の大学の研究者が興味を持ってくださり、これまでやってきた研究は間違っていなかったと確信を持つことができて、研究へのモチベーションが上がりました」と話しました。

なお、同国際会議では大学院工学研究科機械工学専攻2年次生の佐々木求貴さんがベストペーパー賞を受賞しています。https://www.u-tokai.ac.jp/gd-engineering/news/1953/