【工学部応用化学科】大学院工学研究科の学生が日本セラミックス協会酸素酸塩材料科学研究会で優秀講演賞を受賞しました

工学部応用化学科の卒業生で大学院工学研究科応用理化学専攻修士課程1年次生の西海英瞭さん(指導教員:松前義治講師・応用化学科)が1月20日に、工学院大学で行われた公益社団法人日本セラミックス協会酸素酸塩材料科学研究会で優秀講演賞を受賞しました。同研究会は、セラミックスを構成する物質の一つである酸素酸塩について学術的に探究する目的で開催されています。西海さんは、「各種シリカを用いたリチウムイオン電池用セパレータの作製と性能評価」をテーマに口頭発表し、発表内容や研究成果が評価されました。

西海さんは、リチウムイオン電池に必要不可欠な部材であるセパレータについて研究しています。今回の受賞は、ポリマー内に酸素酸塩材料の一つである二酸化ケイ素由来の球状シリカを内在化したセパレータを作製し、熱的安全性や電池特性を評価した成果です。西海さんは、「学会や研究会で賞をいただくのは研究者にとって特別であり、大変嬉しく思います」とコメント。「電池は化学の集大成であり、電気化学や無機化学、有機化学を始めとしたさまざまな知識が求められる分野です。応用化学科では、3年次生まではさまざまな化学や工学の分野に関する幅広い知識を学び、4年次生からは研究室に所属して興味のある分野を専門的に研究します。私は電池に興味を持ち、指導教員の松前先生と、共同研究をしている樋口昌史教授の研究室で約1年半にわたって研究を続けてきました。工学の最先端技術である電池の研究に携われることに非常にやりがいを感じています。松前先生は、自主性を重んじた、メリハリをつけた研究を意識して指導してくださり、樋口先生は自分がやりたい実験をサポートしてくださるので、のびのびと研究に打ち込めています」と話しています。