タイ ボランティア研修 体験記

短期留学
教養学部 国際学科 3年次(留学時) 佐川 菜津 2016年3月(約2週間)留学

私は将来、海外で仕事がしたいと考え国際学科に入学しました。そして、日々の授業を受けるなかで「世界各国での教育」に興味を持ちました。そのため、講義での授業だけでなく、実際に他国を訪ねてその国の文化や現地の人々の生活を知り体験したいと思うようになり、タイボランティア研修に参加しました。この研修では、バンコクにあるモンクット王ラカバン工科大学(以下KMITL)の日本語学科の学生と共に2週間生活をします。そして、南部にあるKMITLのチュンポーン校へ行き、現地の工学部の学生も含め約60人で協力し合いながら家の土台作りやマングローブでの植林活動、そして文化体験などをしました。作業後はみんなで海へ行って泳いだり、お寺に行ってタイの歴史を学んだり、夜には自然と中庭に集まって言語を教え合ったり、時間ができたらみんなでスポーツ大会をしたりと日本にいたら経験できないような毎日を過ごしました。タイも日本と同じように英語が第二言語なので、英語に自信がない人でもコミュニケーションを少しずつ図ることでお互いの英語能力を高め合うきっかけになると思います。    
 チュンポーン校の工学部の学生の多くは、初めて日本人と会ったという人ばかりでしたが、私たちの帰国後、彼らが日本語の勉強を始めたと聞きました。アニメなどのサブカルチャーの影響で日本に興味や関心を持つ外国人は多くいますが、「日本人と接したことで日本に興味を持つ」というきっかけを作れたことは、私にとって大きな励みとなりました。そしてそのことがきっかけで、日本語教育の副専攻取得を目指し、日本語教師になりたいという夢を持つようになりました。
 この研修では、日本とは違う文化について、ボランティア活動などを通じて学び、体験することができます。そして、他のプログラムより安い値段で海外での経験を積むことができます。タイはとても暑い国ですが、物価が安く100円もあればお腹一杯ご飯を食べることができます。タイに興味のある人はこの研修に参加することをお勧めします。

語学

英語の日常会話は問題なくできます。  タイ語はあいさつ程度できるようになりました。

費用

航空券:約12万円
研修費:免除                保険・ビザ代:約2000円         生活費他:

治安

バンコクは車やバイクや人が多くて夜は危ないが、チュンポーンは車もバイクも少なく自然がたくさんあり治安は良いです。


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