ブルゴーニュ大学 体験記

短期留学
工学部 航空宇宙学科航空操縦学専攻 4年次(留学時) 浦田 千加良 2016年8月(約1か月)留学

私が留学を決めたのは、せっかくはじめたフランス語にとことん打ち込みたいと思ったからです。日本でも文法や簡単な会話の練習なら、大学の授業で十分に可能ですが、本当にそれだけで十分なのか疑問でした。そこで自分なりに努力したフランス語がどれくらい通じるのかあるいはどんなところが足りていないのか確認したかったのです。
 日本で準備できることはなるべくやりました。単語と文法はなるべく日本で覚えて現地ではそれらを実際に使うことに意識していました。それでも、実際に現地へ行くと分からないことがたくさんありました。特に苦労したのは、発音とネイティヴの話すフランス語のスピード感でした。教材にあるフランス語は自分にあったものを選べますが、現地では選ぶことはできませんし、実際に話されるフランス語も多様性に満ちています。また、もともとフランス語学習を始めたのもフランス人と話したいという思いがあってのことだったので、この留学は初心を貫徹させる意味でもとてもよい経験となりました。そして、この留学をモチベーションにしてフランス語の学習を続けていきたいと思いました。なぜなら、留学先で出会った人々とこれからもフランス語を共通点に繋がっていけると思うからです。帰国後は仏検やDELFの取得に尽力し無事目標に掲げていた級に合格できました。
 最後に、フランス語学習を通して学んだことを一つ紹介したいと思います。それは、失敗を恐れないチャレンジ精神です。習いたての知識ではどうしてもミスをして恥ずかしい思いをするのではないかという不安感にかられることがあります。しかし、それに囚われ何も行動を起こさなければ成長もありません。フランス語の授業でとにかく発言し、いろんなミスをしました。そして、その度に先生は私のミス正してくださいました。重要なのは対策を考えて同じミスを繰り返さないことです。そうして様々な失敗から学んでいくことで私は成長できたと思います。

語学

実用フランス語検定 2級 DELF B1 合格

費用

航空券代:授業料:約50万円
生活費他:約20万円

治安

フランスの中でもディジョンはとても治安が良い方。実際自分を含めて、犯罪に巻き込まれた人はいなかった。ただ油断は禁物です。また、パリやその他の地域へ行く際は盗難に最大限の注意が必要である。


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