商品開発サークルがアイスクリーム専門店とのコラボ商品を開発し学内で販売しています

熊本キャンパスと阿蘇くまもと臨空キャンパスで活動する商品開発サークルが、7月から両キャンパスの売店で、アイスクリーム専門工房ついんスター(熊本県菊池市)と協同開発した「マンゴーアイスクリーム」と「チョコバナナクレープ」の2種類のアイスクリームを販売しています。

2021年度に発足した同サークルは、農学部と文理融合学部での学びを生かし、学内外と連携したさまざまな食品の企画・開発に取り組んでいます。22年度には、全国に、品川・湘南・伊勢原・静岡・熊本・阿蘇くまもと臨空・札幌の各キャンパスが広がる本学のスケールメリットを広く社会にPRしようと、「東海大学のキャンパスを巡る商品の開発」プロジェクトを立ち上げ。札幌キャンパスのある北海道にちなんだ「クランベリーソース入りチーズアイス」「クッキークランチバニラアイス」「星型マシュマロチョコアイス」の3種を販売しました。今回はその第二弾として、ついんスターの協力を得て準備を進めてきたものです。

学生たちは、品川キャンパスがある東京都に関連した素材として小笠原諸島で栽培されているマンゴーとパッションフルーツに着目し、「パッションフルーツ入りのマンゴーアイスクリーム」を考案。また、東京土産の定番として知られる商品にちなんだ「バナナ」と、渋谷や原宿をイメージさせるクレープを使った「チョコバナナクレープ」アイスの2種類を開発しました。サークル長の柗丸怜伽さん(農学部3年次生)、副サークル長の濱田楓生さん(同2年次生)、メンバーの村松泰希さん(同)は、「今年1月ごろからサークルの先輩方を中心に開発を進め、商品として完成しました。7月にはキャンパス内で店頭に立ちチラシを配りながら商品をアピールしましたが、“おいしい”“何度も食べたよ”といった声も寄せてもらえて、次回作へのモチベーションも高まっています」と話します。

学生たちはすでに第三弾として、湘南と伊勢原の両キャンパスが所在する神奈川県に関連した新しいアイスクリームの開発に着手しており、3名は「神奈川県出身のメンバーが特産品や観光地を紹介し、どのような材料を使うかという段階から検討を進めています。新商品は熊本県内の道の駅での販売も視野に入れており、今後もさまざまな商品を開発し、地域活性化や大学のアピールにつなげていきたい」と話しています。