札幌キャンパスでは第15回「建学祭」をオンラインで開催しました

札幌キャンパスでは6月18日に、第15回「建学祭」をオンラインで開催しました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により弱まってしまった学生同士のつながりを取り戻そうという思いを込めて、今年度は「繋ぐ」をテーマにさまざまな企画を用意しました。

昨年度に引き続きオンライン形式での実施となった当日は、開会に先立ち網野真一札幌キャンパス長があいさつ。開催に向けて準備を進めてきた建学祭実行委員会の学生や教職員らに向けて労いの言葉をかけるとともに、「今年度も無事に開催できたことをうれしく思います。日ごろとは違った経験に触れるとともに、地域の方々との関係性に気付くことができる機会だと思います。まさに今年のテーマである『繋ぐ』を実感できるのではないかと思います。オンラインで不便な点もあるとは思いますが、ぜひ最後までエンジョイしてください」と語りました

期間中は、YouTubeで企画の様子を生配信しました。「第1回東海札幌クイズ王決定戦」では、実行委員会が出す東海大学にまつわる問題や時事問題に挑戦。学生とともに網野札幌キャンパス長も参加しました。札幌テレビ放送の人気番組「どさんこワイド179」のコーナーをパロディーした「学生さんお絵描きですよ!」では、2人組のペアで相方が描いているものを当てるゲームを実施。また、任天堂のゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」を使った「スマブラ大会」は腕に自身のある学生が集まり白熱の戦いが繰り広げられました。さらに、軽音楽部や吹奏楽部による演奏やWEBサイトにアップされたクロスワードの謎を解く「実 行委員からの挑戦状」など、多彩な企画を実施しました。

建学祭実行委員会委員長の関岳大さん(生物学部3年次生)は、「昨年度は校内に実行委員など関係者しか入れず、企画も遠隔でつないで実施しましたが、今年度は部活の所属学生や有志の学生が会場に入れたので企画の幅が以前より広がりました。また、学生と職員の方々が一体となり本番に向けて取り組んだことで、イレギュラーはあったもののトラブルなく終えることができました。対面での実施ができなかったことは残念でしたが、周りの友人から“ライブ配信を見たよ”という連絡がたくさん届いて、ポスター掲示やSNSでの広報活動の効果を感じることができました」と振り返ります。また、今年度掲げたテーマについて触れ、「企画に参加してくれた学生同士で初対面や学年が違うにもかかわらず、気さくに話している姿を何度も目にすることがありました。テーマに込めた思いの通り、学生同士の縦横つながりができたと感じています。この建学祭を機に、さらに縦と横のつながりが戻ってくれれば」と話しました