静岡キャンパスで北海道根室産「さんま祭り」を開催しました

静岡キャンパスでは11月21日に、1号館前広場で北海道根室産の新鮮なサンマを炭火で焼いて販売する「さんま祭り」を開催しました。根室市と海洋学部は2010年に相互協力協定を締結し、水産加工品の開発や地域水産資源の研究に取り組んできました。22年には本キャンパスに人文学部が設置したことを受け、より幅広い分野で連携を図るため静岡キャンパスとの協定に拡充しています。今回の「さんま祭り」も、この協定に基づいて実施しました。

当日は、根室から直送されたサンマ約800尾を根室市職員や本学職員が炭火で焼き、学生や近隣住民の皆さんに1尾200円で販売しました。販売開始前から大行列ができるほど多くの方が来場し、サンマやホタテの水産加工品など、根室市が誇る特産品の販売も行われました。夏季インターンシップで同市を訪れた人文・海洋学部の学生もサンマの焼き場や物販をサポートし、来場者に根室の魅力を伝えていました。

秋の味覚を満喫した学生たちは「この日を楽しみにしていたので、開始の1時間前から並びました。とても脂が乗っていて大満足です」「今年食べたサンマの中でいちばん美味しかったです」と笑顔で話しました。地域住民からも「キャンパスの近くに住んでいて、今日のイベントも楽しみにしていました。季節ごとに楽しめる催しが多く、感謝しています」といった声が寄せられました。根室市水産経済部水産振興課の西田悟課長は、「近年に比べて豊漁だったこともあり、例年より約80g大きい200g越のサンマをご提供しました。東海大学とは協定締結以来、人的交流や研究推進など多方面で連携しています。これからも協力しながら双方の発展につなげていきたい」と話していました。