
文理融合学部人間情報工学科が2月21日に熊本キャンパスで、「東海大学 Challenge Cup 2026 マイコンカーラリー熊本大会」を開催しました。マイコンカーラリー(MCR)はマイクロコンピュータで制御された完全自律走行四輪マシンで、クランクやS字カーブなどが設けられた幅30cm、長さ約50mの特設コースを走破する正確性やタイムを争う競技です。大会の機会を増やすとともに電子工作やプログラミングの面白さを伝えようと、2013年から開催しています(21~23年はコロナ禍のため休止)。当日は熊本キャンパスで活動するToCoチャレ「先端技術コミュニティACOT」と文理融合学部、農学部の学生が運営をサポート。高校1・2年生のみが参加可能な「Advanced Class高校新人の部」と、高校生・大学生・社会人を対象にした「Advanced Class一般の部」、参加資格に制限のない「Basic Class」「Camera Class」に約80名が出場し、各部門で優勝を争いました。
予選は走行回数無制限でベストタイムを争い、Advanced Class高校生新人の部上位16名、Advanced Class一般の部上位8名が1対1の勝ち残り方式による決勝トーナメントに駒を進めました。Advanced Class高校新人の部は玉名工業高校1年生の中島颯哉さんが12秒21で、Advanced Class一般の部は池田明日香さんが12秒34で優勝。Advanced Class両部門の優勝者で争われたグランドチャンピオン決定戦では、中島さんが総合優勝に輝きました。表彰式では大会実行委員長で本学科の清田英夫教授から各部門の上位3名に表彰状とトロフィーを授与しました。中島さんは、「初めて参加したので緊張して手が震えるほどでした。MCRの大会は少ないので、こうして貴重な場を設けていただけるのは大変ありがたい」と話していました。



また、学生たちは本学科の教員や職員とともに会場設営から当日の車検、レースの審判、写真撮影や計時、記録などを担当。ACOTの山本大煌さん(文理融合学部1年次生)は、「高校時代に選手として参加して、大学進学のきっかけの一つにもなりました。いいタイムを出そうと必死だった選手時代とは異なり、企画を成功させるために尽力する運営の難しさを感じました。来年度はACOTでもMCRをやろうと話しているので楽しみ」とコメント。清田教授は、「高校生にとっては10月の県大会、11月の九州大会、その後の全国大会と続き、新チームになって最初に挑むのが本大会です。春休み中に大会があるとモチベーションになると好評を得ています。技術継承の場となるよう、今後も続けていきたい」と語りました。





