大学院海洋学研究科の小峰さんが「TOKAI Research ColLab2025」で優秀発表賞を受賞しました

大学院海洋学研究科1年次生の小峰あかりさんが2月20日、湘南キャンパスで開かれた「TOKAI Research ColLab2025」のポスターセッションで優秀発表賞を受賞しました。本イベントは、総合大学の強みを生かして分野横断的な研究交流を促進し、研究者同士の相互研鑽や新たな研究の創出を目的に開催。大学や企業、研究機関とのコラボレーション(ColLab)を通じた連携基盤の構築など、研究力向上につながる機会の創出を目指しています。

小峰さんは、「環境DNAを用いたエチゼンクラゲNemopilema nomuraiの出現把握」をテーマにポスター発表を行いました。傘径が1.2mにもなるエチゼンクラゲは、散発的に大量発生して漁業被害を引き起こします。本研究では、従来の目視やネット調査よりも簡便で高感度な環境DNA技術を用いた出現把握を目的としました。発表では、種特異的に検出可能なプライマー・プローブの開発、3つの水温条件における環境DNAの放出・分解速度の比較、東シナ海と日本海で実施した目視・ネット調査と環境DNA調査の結果比較の3点について紹介しました。

小峰さんは、「150件を超える発表の中で、自分の研究に興味を持ってもらう難しさを感じましたが、他分野の研究者の方々から多くのアドバイスをいただき、貴重なディスカッションの機会となりました。まさか受賞できるとは思っていませんでしたが、共同研究者の皆さまや日頃から温かくご指導いただいている西川淳先生のお力添えがあってこその結果です。今後も感謝を忘れず、よりおもしろい研究ができるよう精進します」と話しています。指導に当たる西川教授は、「乗船調査と室内実験を組み合わせ、試行錯誤を重ねながら進めてきた研究です。まだ課題は残されていますが、本人の努力が評価されたことを大変うれしく思います」と述べています。