札幌キャンパスで活動する科学部の学生らが、8月8日にえりも町福祉センターで開かれた「子ども科学工作教室inえりも」に協力しました。ゆめ科学ネットが主催するこのイベントは、子どもたちに科学の面白さを伝え、興味を持ってもらおうと開かれているもの。科学部は日ごろからさまざまな科学啓発イベントに協力しており、実験のレパートリーは約20種類にも及びます。

当日は、当日は子どもやその保護者延べ100名が来場しました。科学部と教職課程を履修する計4名の学生たちは、空気をテーマにした2つのブースを運営。「紙とんぼを飛ばしてみよう」では、事前に学生が厚紙と竹串でつくった紙とんぼを子どもたちが色やイラストで彩った後、学生が飛ばし方の手本を披露。学生たちが、「どうやって厚紙を曲げたら飛ぶかな?」「手本と違うところはどこだろう?」と声をかけ、子どもたちは羽の角度などを試行錯誤して紙とんぼを飛ばしました。「エルニーニョ現象を見てみよう」では、食紅でそれぞれ色をつけた温水と冷水を水槽に入れ、温度の違いによって水の層が分かれる様子や、風によって層が変化する様子を観察し、エルニーニョ現象の仕組みについて紹介しました。
科学部の市川蒼大さん(生物学部3年次生)は、「子どもの年齢に合わせた解説を心がけました。紙とんぼのブースでは、飛ぶ様子をヘリコプターに例え、子どもの手のひらで手本の紙とんぼを回して風力を感じてもらうなど、わかりやすく説明するよう心がけました。子どもたちが実践する姿を見て、説明が伝わっていると感じてうれしかった」と笑顔。同部部長の小野寺優介さん(同)は、「日ごろの活動では、子どもたちに科学を学んでもらうために、“わかりやすく楽しく”をテーマにした実験を考え、使う道具も自作しています」と話し、「教職課程も履修しているので、大学での学びを生かして子どもたちに接することができました。実験は子どもだけでなく、保護者の方からも好評をいただき、幅広い年代の方に科学を楽しんでもらえた」と話していました。


