熊本県内の公立高校で移動模擬授業を行いました

このほど、農学部動物科学科の伊藤秀一教授が、熊本県立菊池農業高等学校において「アニマルウェルフェア(動物福祉)ってなに?」をテーマに模擬授業を行いました。
1年生(約30名)が参加し、授業終了後の質疑応答ではさまざまな質問がありました。

本学では生徒の皆さんに、「大学ではどのようなことを学ぶのか」講義や実験を通じて体験していただく移動講座を実施しています。
この体験を通じて、進学に対する意欲向上や進路の動機づけのきっかけになればと考えていますので、総合的な探求の時間や進路指導の一環としてご活用ください。

アニマルウェルフェアは、欧州を中心に世界的な広がりをみせています。 動物を「感受性のある存在」と捉え、産業動物や動物園動物にとってストレスや苦痛の少ない飼育環境を目指す考え方で、日本においても関心が高まっていますが、まだまだ研究者・研究室が少ないのが現状です。
2023年4月に開校する臨空校舎では、アニマルウェルフェアに配慮した動物飼育を実践・研究できる動物飼育施設が完成予定です。