医学部付属病院の鳴澤看護師長が神奈川県看護協会から表彰されました

医学部付属病院の鳴澤美恵看護師長がこのほど、公益社団法人神奈川県看護協会から表彰されました。同協会の事業運営への功労に対し、「令和4年度 神奈川県看護協会長表彰」として顕彰されたものです。

鳴澤師長は2017年6月から5年間にわたり、同協会教育委員会のメンバーとして活動。新人から看護管理者、スペシャリストまでの幅広い層に対する、医療現場のニーズに即した多様な研修プログラムを企画・運営し、看護職の質向上に尽力してきました。鳴澤師長は、「大変光栄です。研修業務に携われたおかげで、看護や保健、医療に関する最新の知識を学ぶとともに、多くの素晴らしい方たちと出会うことができました。貴重な機会をいただき、大変ありがたく思っています。横田弘子看護部長をはじめ、病棟の看護師や医療スタッフの理解と協力にも感謝しています」と語ります。

鳴澤師長は、出身地である宮崎県内の看護専門学校を卒業後、本病院に入職し、高度救命救急センターや泌尿器科病棟、総合内科病棟などに勤務。途中、本学健康科学部看護学科(現・医学部看護学科)に社会人編入して学位を取得しました。2008年度に手術室管理主任となり、15年度に看護師長に就任。20年度からは脳神経内科・外科病棟の看護師長を務めています。「たった一つの言葉やケアが、患者さんを笑顔に変えていく。それが楽しくて看護師を続けてきました。若いスタッフにも看護の喜びを実感してもらえるよう努めています。今後も、持てる力を十二分に発揮しながら患者さんや家族のために尽くすとともに、熱意を持ってよりよい看護のあり方を探求していきます」と意欲を見せていました。