女子バスケットボール部が全九州大学春季バスケットボール選手権で初優勝

熊本キャンパスで活動する女子バスケットボール部が4月26日から5月11日まで、長崎県・とどろき体育 館や本キャンパスの松前記念総合体育館などで開催された全九州春季バスケットボール選手権大会で初優勝。創部7年目、同大会には6回目の出場で九州制覇の 悲願を達成しました。

今大会で同部は2回戦から登場。沖縄大学に79‐68で勝利すると、熊本大学に86‐61、九州共立大学に75‐68と順調に勝ち進みました。迎え た決勝では昨年優勝の西南女学院大学と対戦。序盤から両チームともにシュートを重ね、第1ピリオドは22‐29と得点を取り合う展開となりました。後半に 入ると司令塔の松本恵理奈選手(総合経営学部3年次生)やルーキーながらレギュラーに抜擢された井上春佳選手(経営学部1年次生)を中心に攻撃を組み立て てリードする相手を徐々に追い上げ、第3ピリオド終了時で46‐53、第4ピリオドでついに65-65の同点に追いつきました。延長戦では、井上選手の シュートなどでリードを奪うとそのまま逃げ切り78-74で激戦を制しました。

得点、スリーポイントシュート、アシストで大会1位の3冠を達成した松本選手は、「選手全員が絶対に勝とうと一つにまとまった結果。個人的にはまだ まだ課題もあるので、今後に向けてさらにレベルアップを図っていきたい」と話しました。チームをまとめた濱武舞衣主将(総合経営学部4年次生)は、「今大 会はけが人が多く、主力選手を欠きましたが、チームが一丸となって戦うことができました。大会を通して、全員がコート内を常に動きまわり、速いパスをつな ぐ私たちのチームのバスケができたと思います」と振り返っています。宮本由紀監督(東海大学職員)は、「粘り強くミスを減らし、ルーズボールやリバウンド をしっかりとキープできたことが優勝につながったと思います。学生たちは通常の練習に加えて、早朝から個人練習に取り組むなどよく頑張ってくれました。よ りレベルの高い関東や関西のチームにも勝てるよう、今後もしっかりと取り組んでいきたい」と語っています。

なお、同部は5月26日から6月1日まで、大阪府・なみはやドームなどで開催された西日本学生バスケットボール選手権大会にも出場。1回戦の滋賀大 学戦を126-41で快勝すると、桜花学園大学、久留米工業大学、武庫川女子大学、中京大学に次々と勝ち進みました。準決勝で今大会を制した大阪体育大学 に51-72で敗れましたが、史上最高成績のベスト4入りを果たしました。

女子バスケットボール部が全九州大学春季バスケットボール選手権で初優勝