バイオサイエンス学科の安田伸准教授がKMITL主催の「タイの健康食品産業」に関するセミナーで招待講演

バイオサイエンス学科の安田伸准教授がKMITL主催の「タイの健康食品産業」に関するセミナーで招待講演

国際的学術交流の推進という理念のもと、本学は建学の理念に基づいてこれまでにタイ王国・モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)との間でアジア農業シンポジウムの開催や交換教員の受け入れなど活発な学術交流を続けています。

農学部バイオサイエンス学科の安田伸准教授が、8月29日にプルマンバンコクキングパワーホテル (Pullman Bangkok King Power Hotel)で開催された「タイの健康食品産業」に関するセミナーに出席し機能性食品に関連した招待講演を務めました。この催しは、KMITLのアグロインダストリー学部(Faculty of Agro-Industry)が主催したもので、タイの食品産業に携わる関係者と大学関係者を対象に開催。

「ワールドクラスのマーケットとして成長しているタイの健康食品産業界(Thai Health Food Industry Leveraging to World Class Market)」を主テーマとするセミナーのうち、安田准教授は「21世紀における日本の機能性食品のトレンド(Japan’s Functional Food Trend in 21th Century)をテーマに講演。前半には我が国における食品の機能性、機能性食品の歴史、食品への健康表示許可等について解説し、さらに後半では本学農学部が産学官共同研究で取り組んでいるムラサキマサリを用いた高度循環型醸造に関する研究:醸造かすを出さないゼロエミッションプロジェクトを紹介。ムラサキイモ由来の機能性成分アントシアニンに着目した利用法の開発事例では、焼酎粕の機能性研究の一端と大学ブランド商品となっている焼酎「阿蘇乃魂」や焼酎粕を用いたデザートソース「阿蘇の紅」など、大学と食品産業界との結びつきや研究成果等について解説を行ないました。

バイオサイエンス学科の安田伸准教授がKMITL主催の「タイの健康食品産業」に関するセミナーで招待講演

バイオサイエンス学科の安田伸准教授がKMITL主催の「タイの健康食品産業」に関するセミナーで招待講演