札幌キャンパスの学食で学生らが提案した新メニューの販売が始まりました

札幌キャンパスで今年度から活動している「学食うまいもの」プロジェクトによる、新メニューの販売が9月22日から始まりました。このプロジェクトは、学 生と教職員との意見交換の場などを通じて学生から大学に対して要望が寄せられることの多い、「学生食堂のメニュー改善」を積極的に進めようという取り組み です。札幌事務課と札幌教学課、学食を運営する㈱東京富士サービスに加えて、学生の代表である札幌学生会で構成しています。5月からたびたびミーティング や試食会を開き、学生の意見を反映しながら”おいしく””安く””バラエティに富む”新メニューづくりに取り組んできました。

プロジェクトでは、販売開始にあたりキャンパス内各所に新メニュー販売開始をピーアールするポスターを掲示。22日から24日にかけて、メインダイニング を中心に3カ所ある学食の食券売り場前で新メニューの試食コーナーを設けました。タコライスや東海スープカレー、杏仁豆腐やプリンなどのデザートメニュー が振舞われたほか、それら試食メニューの割引販売も行われ、通りがかる学生や教職員の注目を集めていました。

学生会長でメニューづくりに携わった皆川優太さん(生物学部2年次生)は、「学生の声から生まれた新メニューの販売開始はとてもうれしいことであり、内容 を考えるにあたって、自宅ですべてのメニューを試作するなど試行錯誤を繰り返しました」と感慨深い表情。同じく学生会の女子代表としてメニューを考案した 山田光紗さん(同1年次生)は、「これまでの学食ではボリューム重視の男子学生向けのメニューが多いように感じていました。今回の取り組みでは野菜多めの 女子向けメニューも採用されています。ぜひ多くの学生に活用してもらいたいですね」と話していました。

同プロジェクトでは、来春に第2弾の新メニュー発売を目指し、試食会開催などの活動を展開していく予定です。

札幌キャンパスの学食で学生らが提案した新メニューの販売が始まりました