「研究の峰形成『研究交流会』」を開催しました

「研究の峰形成『研究交流会』」を、8月21日から27日まで湘南キャンパスをメイン会場に開催しました。研究の峰形成は、18学部77学科専攻を開設している総合大学の強みを生かし、理工系や文系、医学系など幅広い分野の研究者による共同研究を促進して大学全体の研究力底上げを図るとともに、世界をリードする研究成果の社会に向けた発信を目指すものです。交流会は、異分野との連携を希望する研究者同士が互いの研究内容について情報を交換し、共同研究につなげることを目的に初めて開催しました。

期間中は、17号館のネクサスホールに他分野との連携を希望する研究者53名が58件のテーマを出展。昼休みのコアタイムには、出展者がポスターの前に立ち、来場者と意見を交換。互いの連携の可能性や研究室で開発した技術の特色、共同で利用できる分析装置、連携の可能性などについて語り合う姿が見られました。また24日には、「ショートプレゼンテーション」も開催。会場には約100名が来場したほか、全国7キャンパスにもテレビ会議システムを使って配信され、5分ずつの持ち時間でそれぞれの研究概要や今後の可能性、連携を希望する分野などを発表しました。

この取り組みを運営する研究推進部長の山口滋教授(理学部物理学科)は、「“研究の峰”は、若手研究者の育成と産学連携を進め、国際的に魅力ある研究成果を発信することを目指しています。その土台を作るためにはまず、学内の研究者が互いの研究を知り、日常的に話し合えるきっかけをつくることが大切になると考え、今回の交流会を開催しました。出展された各テーマの中から、新たな共同研究を進めるユニットが誕生し、本学を代表する研究が生まれることを期待しています。研究推進部としても研究ユニット相互の連携を橋渡しするなど、連携の強化や広がりを支援する活動を展開していく予定です」と話しています。

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