第9回東海大学国際フェアを開催しました

湘南キャンパスで12月4、5日に第9回東海大学国際フェア(主催:東海大学国際教育センター、外国語教育センター、国際部)の各国ブース展示を開催しました。本学で学ぶ留学生と日本人学生が日ごろの学習の成果を生かすとともに、相互の交流を深めることなどを目的に毎年実施しているものです。両日合わせて約2000名の学生や教職員、地元住民らが来場しました。

期間中は8号館4階に、19の国や地域(※)のブースが並び、文化や生活習慣などが紹介されました。留学生と日本人学生の混合チームや単独チームがそれぞれ伝統料理をふるまったほか、民族衣装の試着や展示、伝統舞踏を紹介するなど、各国の魅力を伝えようと工夫をこらしました。3階ロビーではパフォーマンススペースを用意し、アラブやカザフスタン、モンゴルなど6つのブースの学生がそれぞれの故郷の歌や踊りを披露しました。

今年初出展となったイタリアブースの日本人学生は、「今年はミラノで『食』をテーマにした万国博覧会があったので、イタリア料理店でアルバイトしている友人が作った伝統的なお菓子を配りました。多くの方に魅力を知ってもらい、少しでもイタリアに興味を持ってもらえたらうれしい」と話し、台湾からの留学生は、「自国の文化を紹介できるいい機会。多くの方に来てもらい、楽しんでもらえて満足しています」と笑顔を見せていました。

また10号館の前にあるS-PLAZAでは韓国農水産食品流通公社からの協賛を受け、韓国食品展示会とキムチ・のり巻き作りの体験が行われたほか、1号館と8号館の間では日本ブースの学生がみこしを担いでイベントを盛り上げました。実行委員長の加藤好崇教授(国際教育センター)は、「多くの学生に国際フェアを知ってもらおうと、今回から期間中にキャンパス内で宣伝ビラを配布するなど、学生には会場となった8号館から飛び出してもらいました。次は記念すべき10回目の開催になります。さらに充実したプログラムを用意して、より多くの学生や近隣住民の方に参加してもらいたい」と話しています。

なお国際フェアの一環として、12月3日には「第16回6カ国語スピーチコンテスト」(主催:外国語教育センター)と「第34回留学生による日本語スピーチコンテスト」(主催:国際教育センター)が本キャンパスの松前記念館講堂で開催され、12月11日には「第19回英語スピーチコンテスト」(主催:外国語教育センター)が同じく松前記念館で開かれました。

※19の国と地域
モンゴル、スペイン、アフガニスタン、北欧、アフリカ、台湾、タイ、カザフスタン、ロシア、韓国、中国、日本、ドイツ、アラブ、フランス、イタリア、ベトナム、英語圏、ブラジル・ペルー

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